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Of Course!!

二次創作のイラストや小説を扱ってます。各作者様方・制作会社様とは一切無関係です。同性愛表現のあるものも置いているので、苦手な方はご注意を。ちょくちょく萌え語り・日常話も混じってます。




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支部に上げた内容と被りますが、一応こちらにも。
5/5の広コミ188で初サークル参加します。スペースNo:D05、サークル名:Of Course!!です。
今のところ持ってくのが確定しているものは、

「あべこべデイト」
A5/34P/300円/オンデマンド
現パロで転生。マル←ジャンとエレミカが前提で、最終的にはマルジャンです。
マルコに意識してほしいジャンとエレンをやきもきさせたいミカサがデートをしたり、そんな二人をマルコとエレンが尾行したりするけったいな話です。

「新兵の休日」
A5/12P/無配/コピー
新兵の初恋シリーズの設定で、新兵エレンと班長ミカサの休日の話です。
この設定で何の気ない日常話も一つくらい書いてみたいなっていうのと、何かコピーでも出してみたいなって感じでこさえたペラい本です。

以上の2つになります。
何で普段エレミカばっか書いてるのにマルジャンなんだよって感じではありますが、書きたかったのだから仕方がない(・ω・)
スペースはマルジャンで取ってるのですが、エレミカ率の方が高くね?と気づいてしまったので、間に合えばマルジャンでコピー本を出すかもしれません。
そんな感じですが、よろしくお願い致します。
しかし改めてあらすじを書いてみると、誰得感がすさまじい。
一応、追記に「あべこべデイト」のサンプルをつっこんどきます。内容は支部と同じで、冒頭+デート中の一場面です。


 こんな日が来るなんて、夢にも思っていなかった。
 そんなことを考えながら、ジャンは隣に座るミカサを見る。短く切り揃えられた彼女の髪は、とても綺麗だ。かつて一目惚れした彼女の黒髪を眺めながら、ジャンが息を吐く。
「なあ、ミカサ」
「……何?」
「オレ、お前のこと、好きだったよ」
 静かに言ったジャンの横で、ミカサは前方に視線を向けている。
「ありがとう。過去の話でも、そう言われるのは満更ではない。しかしそれを今、私に言う理由が分からない」
 ミカサの黒い瞳が、ジャンを見つめる。
「あなたが好きだと言うべき相手は、他にいる」
 ジャンは彼女の目を見て、溜息を吐いた。
「そうだな。お前の言う通り、もう過去の話だ。でも、いちど言っておきたかった」
 「そう」と呟いたミカサは、再び前方へ視線を戻す。
「それよりミカサ。オレに話って、何なんだ? いい加減に話せよ」
 まさかミカサから呼び出される日が来るとは思っていなかったジャンには、用件について全く見当がつかない。おまけに彼女は、二人で並んで座った後、「これから私はすごく変なことを言うと思うので、心の準備をしてほしい」と言ったきり十分以上も黙ったままだったのだ。その沈黙に耐えられなくなったジャンが、思わず過去の恋心を告白したのが、つい今のことだ。
「心の準備はできたの?」
「いや、準備も何も」
 話の内容が全く分からないのに、どのように心を決めろと言うのだろうか。
「まだなら、もう少し待つ」
「いや、もういい。さっさと話してくれねえか」
「分かった。単刀直入に言う。私とデートしてほしい」
 ミカサの発言に、ジャンは凍り付いた。とても脳の処理能力が追い付かない。ミカサがいま言ったことが、上手く飲み込めない。それくらい意外で、衝撃的な言葉だった。
「……は?」
 思いきり眉を寄せたジャンの前で、ミカサは瞳を輝かせていた。

(中略)

 ゲームコーナーにマルコ達が入ると、ジャン達は少し先にあるUFOキャッチャーの前にいた。ミカサが操作し、景品である馬のぬいぐるみを一回で落としている。
「上手いな、お前」
 感心するジャンを気にする様子もなく、ミカサは別のUFOキャッチャーの前へ移動した。
「何だこれ」
 景品のぬいぐるみに、ジャンが眉を寄せる。優しげな顔つきのマスコットだが、何の動物か全く分からない。
「お前、これ好きなのか?」
「分からない。初めて見た」
 なぜ、知らないマスコットのぬいぐるみを取ろうとするのか。そう考えているジャンの目の前で、ミカサがまたぬいぐるみを景品口へ落とした。
 取ったぬいぐるみを手にしたミカサが、先程の馬のぬいぐるみと共にそれをジャンに差し出してくる。
「あげる」
「いらねえ」
「この馬のぬいぐるみは、ジャンに似ていると思う。もう一つは、マルコに似ていると感じた。ので、取った」
「似てる、か?」
 よく分からないマスコットのぬいぐるみに、ジャンが顔を寄せた。マルコに似ていると言われれば、そのような気もしてくる。
「この二つのぬいぐるみを、並べて飾るといい」
「……いや、男が部屋にぬいぐるみを飾ってたら気色悪いだろ」
「マルコならきっと、そうは思わない」
「マルコの名前を出せばいいと思ってるだろ、お前」
 受け取る姿勢を見せないジャンにミカサも諦め、自分の鞄にぬいぐるみを入れた。
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プロフィール

HN:鳴柳綿絵(なるやなぎ わたえ)
好きな漫画・アニメ・音楽など:ブクログに登録してます

男女CPもBLもGLも好きなCP厨です。公式CPは基本的に好き。安芸の国にいます。
好きなCPは野崎くん:堀鹿、進撃:エレミカetc

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